画像 出典:ニュースリリース 野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計
各世帯における各層の比率は何パーセント??
分類 | 世帯数 | 世帯数比率 | ※人数 | ※人数比率 |
超富裕層 | 118,000 | 0.2% | 263,140 | 0.21% |
富裕層 | 1,535,000 | 2.8% | 3,423,050 | 2.75% |
準富裕層 | 4,039,000 | 7.3% | 9,006,970 | 7.23% |
アッパーマス層 | 5,765,000 | 10.3% | 12,855,950 | 10.33% |
マス層 | 44,247,000 | 79.4% | 98,670,810 | 79.25% |
↓比率合計↓ | ↓平均世帯人数↓ | ↓日本総人口↓ | ||
100.0% | 2.23人 | 124,219,920 |
そうなんですよね、あの有名な表には比率が載っていない。
全世帯数にしめる各分類の比率。
なので、自分で計算してみました。日本の人口と平均世帯数から比率を出しております。
超富裕層はちょっと置いておいて、富裕層つまり1億円以上の資産を持っている世帯は全国の2.75%
富裕層以上は100世帯のうち3世帯ほど。
イメージしてください。
自分の家を中心にして100世帯中3世帯が1億以上を持っている富裕層がいるということに。
結構いるなっ!!というのがわたくしの率直な感想です。
超富裕層は1,000世帯に一軒 富裕層は100世帯に三軒くらい
はい。この数値が出したかったのです。
このぐらいの数値の置き換えじゃないと、イメージができないので(汗)
まずは、そう考えると、富裕層は結構いるなという感じ。超富裕層に至っては、うーん、あの家かもしれないし、あの家かもしれない。いや、実は全く別の家かもしれないし、そもそも平均なので、近くにまったくいないという可能性も。
そうそう、そんな下衆なことを考えてみるのもちょっと楽しい・・・
世帯数の人数は世帯平均人数の2.23人をかけています。
この場合、世帯での合計資産額であり、平均2.23名全員が上記の金額をそれぞれ持っているわけではありません。
正確には、「うちの家、1億超えているよ」といえる人が2.23人いるということです。
この論理で行くと、会社のオフィスを眺めてください。ジロジロ・・・・
オフィスのフロアに200名ぐらいの席があるとすると、このなかの6人くらいが上の「うちの家、1億超えているよ」といえるのです。
おお、6人いるのか。例えばですが。
あの人とあの人、そして俺の家か・・・などと妄想にひけると、ちょっと普段とは違った目でみなさんのことを見ることができるのかもしれません。
あまり、ジロジロ見すぎないように。
めざすは小金持ち5,000万円の準富裕層か?!
一億円と言ったら、まさにお金持ち!!というイメージなのは私だけでなないはずです。
一億円まで増やす、稼ぐイメージは・・・ありません。
となったらやはり5,000万円の小金持ちを目指すということのほうが、イメージしやすいのではないでしょうか。
いや、もちろん5,000万円は大金です。
しかし若いうちからコツコツ投資するとか、会社で出世するとか、長く勤めて退職金をもらうとか、いろいろな方法があるなかで、現実的なゴールとして掲げやすい金額であるともいえます。
ということで、この資産5,000万円。この金額にフォーカスして自分なりに考察してみたいと思います。
まず多くの人にとっては「もう充分じゃない?」と思える金額かもしれません。しかし、富裕層(1億円以上)には届かないこの“中間層”には、独自の課題や価値観がありそうです。
いわゆる「準富裕層」と呼ばれる層。
現在、日本における準富裕層(金融資産5,000万円〜1億円未満)は、世帯全体の約7.3%(※野村総合研究所2023年調査)と推定されています。やっぱり意外と多くない??と思えてしまう数字です。
FIRE(早期リタイア)やセミリタイアを目指す人にとって、「まずはこの層を目標にする」という考え方も定着しつつあるようですね。
つまり準富裕層は、“老後不安からある程度解放されるライン”であり、同時に“次のフェーズ”を考えるきっかけになる層ともいえるのではないかと自分なりに考察します。
いろいろyoutubeの金融系チャンネルで調べてみました。(大好きです金融チャンネル!)
この層には以下のような特徴があるということが見えてきました。
- 年齢は50代〜60代が中心だが近年は40代で到達する人も増加
- 現役時代に高年収だった会社員・医師・士業・経営者などが多い
- 若いうちからマネーリテラシーを高めてコツコツと投資に励む層も目立ち始めている
- 資産形成の手段としては、株式投資・不動産・企業型DC(企業年金)・退職金などが多く見られる
おお、あるではないですか。会社員と。
しかし、高年収なんですね。
でも先ほど私が申しました通り、コツコツと時間をかければ十分積み上げられる額であり、上記のようなマネーリテラシーを高めてコツコツと資産を増やしている層もいるようです。
よろしければこちらでシュミレーションができますのでぜひご活用ください。
※利率・期間・月々の積立金額を打ち込めば、将来いくらになるのかがわかるようにしています。
というように準富裕層は「一部の成功者」ではなく、努力と継続によって十分に到達可能なラインだと思われます。
しかし、資産額はあくまで“手段”であり、“目的”ではありません。
5,000万円を持つことで、人生の選択肢が広がり、自分らしい暮らしを追求できる。
その中で、本当の幸せや自由をどこに見出すのかが問われるフェーズに入ってくるとも言えるでしょう。
私はこの5,000万円は自分の人生を自分でコントロールすることができるスタートラインであると思っています。
しかし、この野村総合所のこの図、次のステップに上りたい!! そう思える図ですよね。
モチベーションあがります。がんばりましょう!!