(時価総額)エンタメ主要9社の時価総額が自動車の主要9社を超えた。- エンタメ主要9社の配当利回りは? -

投資

日本株があがっている。けん引役交代 エンタメ9社の時価57兆円!!

※今回紹介している株の銘柄は推奨ではありません。株への投資は自己判断でお願いします。

日経新聞に「日本株高、けん引役交代 エンタメ9社の時価57兆円」という記事が掲載されました。

出所:日本株高、けん引役交代 エンタメ9社の時価57兆円

まだまだ株素人を脱出できていない私ですが(泣)、本件に対して非常に興味を持ったので、自分なりにまとめてみました。

・エンターテインメント企業の時価総額が高まっている背景
・エンターテインメント企業と自動車産業における今後の展望

・エンタメ主要9社の配当利回りは??
・今回の記事のまとめ

以上の3点でまとめてみました。※まとめた内容は2025年7月3日(水)時点での情報です。

時価総額が超えた。エンターテインメント>自動車に至った背景とは?

デジタル&IPビジネス主導の収益構造はいまどうなっている?

まずエンターテインメントの主力9社とは、ソニー、任天堂、バンダイナムコ、コナミグループ、カプコン、ネクソン、サンリオ、東宝、スクエアエニックスのことを指すようですね。

任天堂、ソニー、コナミ、スクエニなどが牽引、9社合計で約57.2兆円に達し、自動車9社の約56.8兆円を上回った 。新興国を中心に可処分所得増加と日本文化への関心が高まり、映像・音楽・ゲームの海外売上が成長。(2023年にはコンテンツ輸出額が5.8兆円突破)

世界的に日本コンテンツの需要がめちゃくちゃ高まっている!!

エンタメ産業の「攻めと守り」の魅力のようですね。為替や関税などマクロショックに強く、「防御的」な性格に加え、IPを生かした継続的収益構造 → 投資マインドに好意的に映っている様子。

個別銘柄の好調で任天堂は年初来高値更新、ソニーも約4兆円規模で時価総額増加。カプコンやコナミも目標株価引き上げなど材料がとても豊富 。

    任天堂はソフトのダウンロード販売比率が2019年の約25%から2025年には53.5%に増加。その高利益率と継続収益モデルが株価を強力に押し上げています。

    ソニーは誰もが知っているようなゲーム(PlayStation)だけでなく、音楽・映画・アニメ・IPグッズ全般に渡る多角化で安定的な収益を確保。2025年には時価総額がさらに4兆円増え、国内企業の主力に浮上しています 。いやー、ソニーが復活してだいぶたちますが、私、ソニー世代?としてはとてもうれしい限りです。(ウォークマンそしてMSX2←わかるかな・・・)

    自動車株が低迷してきた背景は? おお、トランプさん・・・

    自動車株が低迷してきた背景は?

    EV競争の激化と合併失敗がおおきいですね。日産・ホンダ間の600億ドル合併計画が破談。構造改革や提携の不透明感が株価に影響 。中国EV勢(BYDなど)の台頭で競争環境が厳しく、今後の成長期待が抑制されている 。BYDは最近、軽自動車にまで本気で進出している?!

    そして何より世界経済・関税懸念は大打撃。ドル円為替の円高圧力や、米トランプ元大統領による「日本へ最大35%関税」発言などで輸出株への懸念が深刻化 。もうトランプさんそろそろ勘弁してほしい・・・自動車株にとって輸出依存は大きく、政策リスクが重しとなっている構図。

    今後のエンターテインメント株、そして自動車株における展望

    今後のエンターテインメント株はどうなるでしょうか。海外展開のさらなる加速が続くと予測されます。当然世界中でアニメ・ゲーム・映画の消費が拡大し、今後もアジア・欧米域での売上成長が見込まれるでしょう。

    IP収益の多角化が図られる。ソニーや任天堂のように、ゲームに限らず音楽、映画、ライセンス商品、テーマパークなども収益源として拡大しており、複数分野での成長余地あり。

    一方、短期的な調整リスクもあるかと。すでに株価は好調で、「一部では『天井感』を感じる投資家も」あり、利益確定売りの局面に注意 が必要かもしれません。

    そして自動車株について。

    再編・提携の進展が焦点ですね。日産・ホンダの提携模索や、台湾・鴻海等との協力などが進むかどうかが重要。成功すれば再評価要因となる 。

    EV・新技術への対応もどうなるのでしょうか中国EV勢との競争をどう勝ち抜くか。電動化・ソフトウェア対応含めて、事業モデル変革が求められています。

    マクロ政策の不確実性も為替や米国の関税政策次第で、日本自動車セクターにはストレスがかかりやすい。ファンダメンタルズ強化と政策リスク管理が鍵。おお、トランプさん・・・

    エンタメ主要9社の配当利回りは??

    まず、私は長期株式投資家なので、配当金が大好きです。

    ですのでついつい、配当金利回りを気にしてしまいます。

    個別株の魅力について語っています。よろしければぜひご覧ください。

    ・エンターテインメント主要9社の配当利回りは ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ ※2025年7月3日(木)現在

    企業名(証券コード) セクター 時価総額 配当利回り(予想)
    ソニーグループ(6758) 電気機器(エンタメ) 約22.5兆円 0.68%
    任天堂(7974) その他製品(ゲーム) 約17.0兆円 0.98%
    バンダイナムコHD(7832) その他製品(ホビー・ゲーム) 約3.05兆円 非公表(DOE3.6%方針)
    コナミグループ(9766) 情報・通信(ゲーム) 約3.00兆円 0.82%
    カプコン(9697) 情報・通信(ゲーム) 約2.37兆円 0.90%
    ネクソン(3659) 情報・通信(ゲーム) 約2.33兆円 1.06%
    サンリオ(8136) 卸売(キャラライセンス) 約1.64兆円 0.84%
    東宝(9602) 情報・通信(映画・映像) 約1.43兆円 1.05%
    スクウェア・エニックスHD(9684) 情報・通信(ゲーム・出版) 約1.23兆円 1.28%

    うーん、やはり成長投資を優先しているので配当利回りは低いですね。まぁ当然と言えば当然ですが、企業が成熟していくにつれて配当利回りも上がってくるでしょう?! 

    最後にまとめます。

    エンタメ株は成長性・為替・耐ショック特性が評価され、「大型防御型+攻め型」銘柄として投資ニーズを集めている。自動車株はEV競争・提携不透明感・マクロリスクのトリプルパンチで評価が低迷。

    今後のカギは、エンタメ側では海外展開とIP活用の持続、自動車側では提携の具体化とEV対応の実効性です。短期的な市場の波はあるにせよ、これら両セクターの強弱構造はすぐにひっくり返るものではなく、「長期的な構造シフト」が背景にあると言えるでしょう。

    引き続き、興味のある分野や株にまつわる話を配信していきます。どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m

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