世の中の貯金についてのアドバイスは間違い??
よく言われるのが、貯金を行うためには収入の20%を貯金しよう、30歳までには年収ぐらい貯金できているのが望ましいなどなど、貯蓄に対するアドバイスがあふれているかと思います。
確かにそうですが、これで本当に貯金ができるでしょうか。
ポイントは2つあると思います。
一つは、お金を貯金したいといっても、貯金するうえでの定量的なゴールはいくらなのか?
もうひとつは、本当にその金額しか貯金できないのか?
お金をいくらまで増やすのかというゴールについては、それぞれの生活スタイル、家族の有無、将来のビジョンに応じて変わってくるので、ここでは2つ目の「本当にその金額しか貯金できないのか?」について考察したいと思います。
お金持ちの方の貯蓄率は50%を超える!!??
巷にあふれる貯金の賢い方法として「収入の●●%を貯金に回そう」というものがあります。
私もよく新入社員のときに先輩などによく言われました・・・
先輩のAさんからは「いいか、3年で100万円は貯めろよ」と言われたことをいまでも覚えていますが、当時はその100万円が多いのかすくないのか、イメージが全くわかなかったことを覚えています。
しかし結論としては、3年間で300万円がたまりました。
ここで数値的なデータを持ち出すと(日本の事例がなかったので)、例えばアメリカの事例となりますが、連邦準備制度理事会(FRB)と全米経済研究所(NBER)の研究によると、上位20%の所得者は24%を貯蓄しています。さらに上位1%の所得者は51%を貯金に回しているようです。
つまりお金持ちの方も収入が増えれば増えるほど、支出を増やしているわけではないと言えます。
所得が多くなれば、貯蓄率が高まっても使えるお金が増えるので、所得が低い人にはムリ!と思われるかもしれません。しかし上記に書いたように、新入社員の私でも貯蓄率が50%を超えることができていたのです。
フォーカスすべきは「無駄金を使わないお金のモラルを高めること」
ここで何を言いたいかというと、●●%といって決めてほしくないということなのです。
というよりも、そんなルールでずっと暮らすのは所直しんどい(汗)
考え方としては、その時に「できる限り貯金に回せ」ということをお伝えしたいのです。
一つは●●%貯めなければならないといったルールに従ってしまうと、ちょっとしたストレスに感じてしまいませんか?
お金を使わなければならない時もあるでしょう。さらに今のご時世、物価高、給与がなかなか上がらないといったこともあり、将来的なことを考えるとさらにストレスが溜まってしまうことになりかねません。
ですので、フォーカスすべきは、
『無駄金を使わないお金のモラルを身に着ける』に尽きます。
私が新入社員時に3年で300万円をためることができたのは、上記の理由が挙げられます。
どうしてそのようなお金に対するスタンスを身につけられたかというと、4月に入社し、給与が25日にならないと振り込まれない中で、どうやって25日まで生活するのか?という恐怖から「無駄金は使えない」ということを強烈に学んだからです。
給与がもらえてからは、生活も余裕をもって暮らすことができましたが、そこで身についたお金へのスタンスは消えることがなく、無駄金を使わないために、どんどんお金が増えていきました。
また昔は財形貯蓄という制度があったことも大きく、月に2万円、ボーナス時には10万円を強制的につみたてるということも貯金を殖やすということに大きく寄与したと思います。
まわりにもこういった方々がいませんか? 昼食時、社食があるのにいつも外食で済ます人。会社近くの移動でも、坂道だからといってタクシーを使う方。
一方では、金券ショップに通うのが趣味で、ちょっとでもお金を節約したいと思っている人。少しの距離なら歩いてしまう方などなど。
がんばって節約しようと言っているわけではありません。
自分のお金に対するストレスがかからない程度、そして自分の楽しみを損なわない程度、つまり適度なお金のかかわるリテラシーをもとうということです。
そのようなリテラシーを高めた方は、自然とお金はたまっていくことでしょう。
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